こんにちは、がんじがらめ公認会計士です。
みなさんはテキストをどのような方法で暗記していますか?
会計士試験では、そもそも暗記するテキストが多くて、暗記しきれていない方も多いのではないでしょうか。
今回は私が受験生時代に試行錯誤して生み出した暗記方法を皆さんに紹介したいと思います。
暗記の仕方って学校で特に習うわけでもないし、人によってやり方って全然違いますよね。
暗記方法について
高速ローリング式暗記法
これまで当ブログでは、短答式や論文式の各科目に関して私なりの勉強方法を記事にしてきました。
その中で、テキストの暗記方法や答練の解き方としてちょくちょく「ローリング式暗記法」や「高速回転」という言葉がでてきますね。
この暗記方法が私の推奨する学習方法となります。
以下の記事でも「ローリング式暗記法」や「高速回転」を説明しています。
ローリング式暗記法とは、簡単に説明すると、暗記対象範囲(テキストを想像してください)が例えば150ページあれば、50ページくらいの間隔で分けます。
そうすると①、②、③の間隔に分けることができます。
まずは①を理解しながらゆっくり読み進めます。
翌日は①を早いペースで読み終えた後に②を理解しながらゆっくり読みます。
その翌日には①をかなり早く、②を早いペースで読み、その後に③を理解しながらゆっくり読みます、、、
このように暗記対象範囲を何度もローリングしながら1回転していきます。
そうすることで、最初の箇所の方から何度も復習されるため暗記が強化されていき、1回転目を終えることができます。1回転が完了したら、3日~7日空けた後に、1日や2日かけてそのテキスト自体を1回転します。また3日~7日空けた後に1日や2日かけてそのテキスト自体を1回転します。
そして「高速回転」とは上記を何週間もかけてテキストをじっくり読み込むのではなく、短い段階で、テキストを5~7回転していくものを指しています。
この「ローリング式暗記法」や「高速回転」による勉強方法が、膨大な会計士の試験範囲をこなさなければならなかった私にとって当時一番適した方法であり、試験突破の要因でもあったと思います。
暗記王も私のローリング式暗記法を推奨していた件
私の勉強方法について後付けではないのですが、当時J2のスタッフの頃に読んだ、以下の本についても「ローリング式暗記法」とおなじ勉強方法を紹介されていてびっくりした記憶がございます。
この本を簡単に紹介すると、著書の池田義博氏が記憶力に関する大会で日本一になったときに用いた記憶方法や、そもそもの暗記のメカニズムについて紹介されている内容となっております。
また池田氏は「世界記憶力グランドマスター」という記憶に関する名誉ある称号もお持ちの方です。
この著書の中で、「3サイクル反復速習法」という暗記方法があり、これが私の提案する「ローリング式暗記法」と近い方法の暗記方法であり、嬉しかった記憶があります。
暗記王と同じやり方で勉強してたんだと。(笑)
暗記について気になる方は是非読んでみてください。
今後の学習のお役に立つこと間違いなしだと思います。
今日はここまで。