【公認会計士短答式】がんじがらめ式勉強法・企業法【最低80点戦略】※体験記も少し

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がんじがらめ

今回の記事は、公認会計士試験の短答式試験科目である企業法について受験生時代の合格当時の設定目標や勉強法、実際の合格点数を公開していくよ!

ちなみに合格時の自分の点数は90点だった!!

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企業法の最低80点戦略‼

短答式の企業法の出題問題について

自分が受験生時代だったときの企業法の出題傾向は概ね以下の形でした。
・全20題で1題5点で、商法:10点 会社法:80点 金商法:10点 の100点問題。
・すべての問題が法律系の問題であり、条文をしっかり暗記できていれば高得点が可能で、99%努力が報われる科目であること。つまり、時間をかければかけるだけ、得点を伸ばすことが可能な科目であること。

設定目標(合格点の設定)

・短答式試験は全科目合計が350点を超えている必要があるため(※)、企業法を「攻め」の科目として設定し、本試験では90点はとりたい、最低でも80点は下回りたくない、という目標設定をしていました。(※)合格水準は試験回によって変動あり。

・一方で、90点は設定目標としてはかなり高めと思われるが、出題問題がすべて条文からの出題なので、努力次第でどうにかなると考えていました(笑)。

・短答式試験前は、大手予備校で短答答練が4回ほどあると思うのですが、当時の私はというと、大原の答練で毎回80点~90点をキープできていたので、この点数の設定は間違ってはいなかったと思います。

・また企業法が短答式試験の最初の試験科目であるため、幸先良いスタートを切りたい思いがあるから企業法は設定目標を高めに設定して完成度を高めたほうが個人的に良いと考えていました。

企業法の勉強法

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上から順に優先度が高いよ!
なお自分が学習に用いていた教材は、大原の企業法テキスト、大原の肢別チェック、大原の短答答練、条文 だよ。

①テキストの範囲をカテゴリーごとに分けて、テキストをカテゴリー別に1度理解しながら読む⇒すぐに同じ範囲の短答式試験問題集(肢別チェック)を解く!

⇒すぐに肢別チェックを回し始める人がいると思うけど、まずテキストの範囲の内容を理解が重要。そして読み終わったらすぐに同じ範囲の問題集(肢別チェック)を解いて、理解を深めよう。
つまりテキストで理解→肢別チェックを解くが1セット!
またテキスト理解が、論文式試験の学習にも効果ありです。

② ①の学習が終わったらすぐに次の範囲に移ろうとせず、復習してから次の範囲に移ろう!

⇒つまり範囲が「設立」、「株式」、「機関」とあるのなら、「設立」でテキスト理解と肢別を解いたらすぐに「株式」の範囲に移るのではなく、もう一度「設立」を同じセット学習してから「株式」の範囲に移ってください。理由は単純明快で、「設立」で学習した記憶を長期記憶にしたいからです。同じ要領で「株式」を1セット学習し終えたら、すぐに「機関」に移ろうとせずに「設立」「株式」をそれぞれ1セット学習してから「機関」の学習に移ってください。

※②の補足 復習時に気を付けること

②の方法で何度も復習をしていく形になるのですが、復習をする際には始から全部読む行為はやめたほうがいいです。時間がかかりすぎます。以下の点を踏まえて復習することが大事です。
・テキストはぱらぱらと一定のペースでめくる形で読むこと。つまり速読をイメージ。見出しを読むだけでも今まで学習してきた事項が思い出す作業につながり、記憶の定着に効果があります。
・肢別も明らかに解けると判断した問題は無視してOK。あくまで初めに解けなかった問題や次も解くときに不安な問題のみを解くだけでOKです。

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私は復習にかなりこだわっていたのでこのような学習をしていました。かなりきついのですが効果はてきめんです。
私が一番に受験勉強で気を付けていたのが、「高速回転で復習を何度もする」です。これが受験生時代のテーマでした。

③ 肢別チェックを最低5回転する。(答練も含めて)

また鬼みたいなこと掲げていますが、ガチです(笑) ちなみに合格時の私は、肢別チェックを8回転していましたけどね。。(笑)

①と②の作業が終われば、③の作業は高速で回せるはずです。解く際には以下の点も気を付けてください。
・肢別チェック以外にも短答答練の企業法も5回転してください。
・ただし、次解くときは絶対間違えないと思う問題はスキップしてください。
・他の科目も勉強しなければならないため、「高速回転」を心がけてください。

余談ですが、本試験前日に私はこの肢別チェックを半日かけて1回転させました。また優秀だった受験仲間も肢別チェックを10回転はしているようでした。

④ たま~にテキストに戻って、事例問題の判例を見ておく

①、②、③の作業だけでかなりきついですし、これだけやれば本試験でも良い戦いができるとおもいますが、テキストの判例も見ておきましょう。判例問題が本試験の肢で出題されるときもあるからです。

その他 条文の読み方、使い方について

学習の際に、条文の使い方については受験生によっては使う人と使わない人がいると思います。
私は、商法の部分だけは条文も読んでました。理由は条文の範囲が狭くすぐ読めるからです。ここは学習状況に合わせて条文を使うか判断していきましょう。

合格時の点数

私は短答式試験を3回受験しているのですが、点数はこんな感じでした。
(うろ覚えですいません( ;∀;) )
1回目 65点
2回目 80点
3回目 90点
回を追うごとに点数が増えています。正に努力が報われやすい科目ですね。

受験生時代の短答式の企業法にまつわるドラマ

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短答式の企業法科目だけでも当時は色々なドラマがありました。
私の受験生時代の経験談や他の合格者の情報を載せておきますね

・友人が企業法の本試験で100点とったがトータルで70%を切り、落ちた回があった。
・企業法で70点を下回って、短答式試験を合格した人を見たことがない。。。
・短答式試験でちゃんとテキストを読んでいた人は論文式でも成績が良い人が多かった。
・私は2回目の短答式試験を早稲田大学で受験したが、監査と管理の出来が悪すぎて、早稲田大学近くのマックで泣きながら自己採点をしていた(笑)
・短答答練は企業法までが一番受験生仲間で盛り上がる。
・短答本試験の帰りに、友達と企業法の自己採点しながら歩いている記念受験の人がいる。
やめてほしい(笑)
・なんだかんだ、肢別チェックをしっかり回している人が高得点をとっている。

下の画像が、早稲田大学近くのマック。受験生時代のがんじがらめ氏はここで泣きながら本試験の自己採点をしていた。青春である。

泣きながら自己採点した早稲田大学付近のマック
泣きながら自己採点した早稲田大学付近のマック
がんじがらめ

当時の戦略と実際の勉強方法について載せてみたよ!どうだったかな?受験生の参考になれば嬉しいな☺ 次は監査論!

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