【いつから勉強開始すればいいの?】熾烈な争い 修了考査合格への道①

修了考査
論文合格者同士の熾烈な争い
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合格率は56%。修了考査も受験生間での熾烈な争いの時代に突入 

こんにちは、がんじがらめ公認会計士です。

2019年の4月5日に2018年12月に実施された修了考査の合格発表があったのですが、
今年の修了考査の合格率は驚くことに56.1%(対受験者数合格率)となり、例年に比べ合格率が大幅に減少しました。

 例年の修了考査の合格率はおよそ65%~70%であり、3人受験して2人受かる試験でした。しかし今回に限っては、蓋を開けてみれば、2人に1人が受かる試験となっていました。

 今回の合格率低下は修了考査の見方を大きく変えるものとなりました。つまり、今後も合格率が50%前後に推移するのであれば、試験準備をしっかりとする人が増え、受験生の母集団全体のレベルは底上げされ、片手間に受験すればいい(つまり2~3週間の試験休暇のみで試験勉強を対応すればいい)という従来のやり方の人たちは、試験を突破するのはますます厳しくなるのではないかと私は思うのです。(昔はこの片手間対応の人でも突破できた試験でもありました)

 なお今回の合格率の低下について、試験運営側の日本公認会計士協会は特にコメントはありませんでした。

 試験結果が残念だった方や今後修了考査を受験される方は、何かしら思うところがあるかと思いますが、今後はよりシビアになって受験勉強の計画をしっかりと立てて、それを完遂し、試験に臨むことが必要になったことは言うまでもありません。

そこで、今回の記事としましては、論文式試験合格者の中でさらに50%の合格率の試験を突破する必要がある修了考査受験生にむけて「じゃあ、いつ頃受験勉強を開始すれば良いか」という疑問について、2018年の修了考査合格者である私が過去の経験や周りの受験生の状況を踏まえて参考までに提示していきたいと思います。

がんじがらめ氏

修了考査での勉強開始時点を私なりに考察してみました。これよりも前に開始されるのは更に良いと思いますが、日々の業務との兼ね合いもありますので無理をなさらぬよう!

今回の記事の結論(先に言っておきます)

Q:修了考査の受験勉強はいつ頃開始が良いか

A:私の回答「受験勉強の開始は少なくとも8月の夏休みが入ったときには開始しろ!」です。

※受験者が監査法人スタッフで、かつ、試験日程が12月であることが前提で申し上げています。
なお、夏休みに勉強開始するとして「じゃあ受験勉強で何をすればいいの?」という疑問に対しては近日中に記事で公開していきたいと思いますのでお楽しみに。
⇒「じゃあなにすればいいの?」に対する記事は以下にて公開しています。気になる方はぜひ!

受験勉強開始時期についての私の考察

 受験開始時期についての設定は、以下の方法で算出。

受験開始時期=(A)試験当日までに受験対策テキスト・答練
が身に着くまでの必要勉強時間からの逆算
これらを考えると受験開始時期は少なくとも8月が望ましいです。。

なお「(A):完遂すべき受験対策テキスト・答練」については、今後の記事で公開しますのでお楽しみに。
⇒「【じゃあ何を勉強すればいいの?】熾烈な争い 修了考査合格への道②」にて対策を公開中です~


テキストや答練を完遂するためには試験前の試験休暇中のみではかなり厳しく、9月開始も少し厳しいため、8月の夏休み開始が適切であると判断しました。
 そもそも試験前休暇のみでは答練を回すだけでほとんど終わります。。
(私も8月の夏休みから勉強開始しており、この時点からが開始時点としては十分だと思っています)

また、私の受験当時について、8月以前に開始していた人は周りにほとんどいない状態でしたので、この時期から開始すれば圧倒的にアドバンテージが得られると考えられます
 他の受験生の開始時期について、聞いたところによると、半分は9月から開始、もう半分は試験休暇中から開始という感じでした。今後試験を受ける受験生も全員が8月から勉強開始するとは考えづらいです。
 また試験結果が残念な人は、試験休暇中から勉強開始の人が多い印象です。

 受験勉強開始時期が8月が良いときいて、耳が痛いと感じる方も多いかと思いますが、やはり来年4月の合格発表で涙を流したくなければ、是非ご参考にして頂ければと思います。

というか、修了考査で落ちたスタッフと当日同じ現場になるのは相当しんどいため、ちゃんと試験対策して合格してくれ(笑)

がんじがらめ氏

今回の記事は、今回落ちた後輩や同期にむけたメッセージでもあります。。。
彼らにこの記事が届くといいな。


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