公認会計士の業務受託の面接に行ってきた話 みんな自分の報酬単価を意識しているかい?

独立
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みなさん、こんにちは!

がんじがらめ公認会計士です。

前回は監査法人を辞めて独立を決めた記事を書きました。

それぞれ、こちらになります。

監査法人を退職した話

会計士として独立を決めたときの話



それで、今回は公認会計士の業務受託の面談にいってきた話です。

色々と自分の中で気づきがありましたので、面接で聞かれたことやわかったことを含めて記事にしてみました。

将来、公認会計士の業務受託をやりたいという方には必見のお話かもしれません!


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会計士の独立開業をするにあたりまず初めにしたこと

最近の私は、監査法人を退職し、やすみやすみ独立開業の準備をしているわけなのですが、


私の中でまず初めにする重要なことと言えば、税理士登録でも事務所探しでも、営業などでもなく監査法人などへの業務受託の登録でした。


独立したては(まだ厳密にはしていないが、)クライアントがほぼ無いため、このままでは収入0円となるのをまず避けねばなりません。これが理由です!

ということで、グーグル検索で適当に検索してヒットした会社の中から、ホームページをみながら2社に絞って、面談の希望を申請しました。(久しぶりに履歴書を書きましたが、手書きは疲れますね)


なお会計士試験合格者や公認会計士の方は、以下の日本会計士協会が運営しているJICPAキャリアナビにも登録をおすすめします。

最新の求人情報が載っていますので。(転職するつもりがない方にも、どのような案件があるか知れるので登録をおすすめしますよ)

https://career.jicpa.or.jp/

そして翌日には2社ともすぐに返事がきて、面談をすることになりました。

面接へゴー! 

まずは、2社のうちA社の面接に行ってきました。ホームページをみると規模は小さめの会社であり、なんと社長が直接私の面接官となりました。

まず最初に簡単な自己紹介と監査法人での実績を話しました。

監査法人時代には、インチャージ経験や5名から10名以上のスタッフ・シニアに指示をしてプロマネしてきたことについては社長から高評価を得られている気がしました。

またIFRSや英語の実務経験について聞かれましたが、これに関しては全く経験が無いため、これらの案件についてはジョブは振られないんだろうな、という感触でした。

その後はあれよあれよと雑談して、「早速やって欲しいジョブがあるんだよね~」と社長の発言がありました。

えっ面接は合格したんだ?という感じでした。そのジョブの詳細を聞くと確かに私の実務経験であればできそうな内容でした。内容は長期間によるプロマネ系の作業です。

また報酬を聞くと「報酬単価は○○円/時間だから~」(単価はぼかします)

単価の額をきいてびっくり、この単価であれば監査法人の月収は軽く超えるなと思ったからです。

(前回の独立を決めた記事に記載したことなのですが、今年の目標は前年の年収を超えることが1つの目標なのですが、この単価の案件で仮に1年間働けば普通に超えそうな勢いでした)

とはいうものの、、その場で即答はできなかったので「近日中にお返事しますので今は待ってください」と社長に言って、とりあえず本日の面談は終了。

面接自体は上手くいったし、早速高単価の案件の依頼がきたため胸をなでおろしながら帰路につく私でした。(内定ということでいいんだよね?)

そして数日後にB社の面接にいってきました。

B社はホームページをみるところ、規模が大きい会社で業務受託の会計士登録者数も増加傾向にあるとのこと。

また高報酬の案件は無いものの、リモート作業がOKだったり様々なジョブがあったりと色々と融通が利きそうな会社のイメージでした。


面接官も監査法人でいうところのシニアマネージャーとマネージャーポジションの方々2名が面接官となり面接を行いました。

面接ではB社の扱っている案件紹介をして頂き、それ以外は私の監査法人時代の話はあまりすることがなく、ほぼ雑談で終わりました(笑) B社の方が働き手が不足しているような印象でした。

またB社にも英語の実務経験の有無を聞かれました。どうやら英語を使うジョブが結構あるみたいですね。

それで私のTOEICスコアを正直に言ったところ、残念そうな顔をされてしまいました(笑)

面談の最後には「日程で空きがあればすぐに連絡してね~、すぐにジョブをお願いするから!」

という形で終わりました。(B社も内定でいいんだよね?)

報酬の面ではB社はA社よりも報酬単価/時間が低いようでした。

ですが、B社の方が短期間のジョブも多めで空いた時間にできそうです。

すべての面接を終えた結果、
結論としては、A社のジョブを優先しつつ、独立開業の準備をして、それでも空いた時間にB社ジョブに関与することが、この1年間の私のやり方になっていきそうです。

感想と気づき

業務受託の面談ですが、2社とも速攻内定を頂けました。(と、思っています)

受ける前から落ちる要素は無いかなとは思っていました。

理由としては、

公認会計士であること、監査法人に約6年間勤めていたこと、インチャージ経験があること、複数人を絡ませたプロマネ経験があること、

これらの実績があったから私なりに自信はありました。

ここで持論ですが、もし監査法人に勤められている方でいつか非常勤をやりたいという方がいれば、公認会計士であることや5年間は監査法人に勤めていた実績があれば客観的に見て即戦力になりそうとは思うはずなので、まず面接では落とされないと思います!
なので監査法人をすぐ辞めるというよりかは5年間は勤めてみるという選択肢もありなんじゃないかと思うのです。





また今回の面談を経ての私なりの気づきですが、以下のようなものでした。

・自分なりの報酬単価を設定するべき

面接で必ず報酬の話があると思います。その際にはこの金額であれば自分が納得して仕事ができる・見合うサービスを提供できるという報酬単価を設定し交渉するべきだと思いました。

もし仮に低い報酬単価を呈示された場合に、自分なりの報酬単価を設定していなければ納得のいかない状態で案件を引き受けることがあり、また正当な報酬設定により自分自身の仕事へのモチベーションになるはずです。

私も独立したてであり、報酬単価の設定を考えておりませんでしたが、今後は自分の中で妥当と思える報酬単価を設定して、案件の交渉をしていきたいと思います。これは私の中での重要な気づきでした。

また自身の報酬単価自体を上げるための実績づくりと勉強も引き続きしていきたいと思います。

・監査法人時代にもっと英語の勉強をすべきだった

すべての面接で「英語できる?」と聞かれたのですが、できるとは答えられませんでした。

悔しかったです!

永遠の課題となっている英語能力の向上を図る必要がありそうです。

英語を使うジョブは案外多いので。

本日はここまで

会計士として大成するために毎日精進していきます!

応援よろしくお願いします。

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