こんにちは、がんじがらめ公認会計士です。
今回は、修了考査対策を試験一か月前(11月)から始める方向けの記事となります。
11月になっても考査対策を始めていない人も受験者の中にちらほらいるのではないでしょうか。
例えば、
- 仕事が忙しくて土日も勉強している暇がなかった
- 補修所の単位が確定するのが10月のためそれまで修了考査を受験できるかわからないからやる気もでなかった
- そもそも全くやる気がでなくてサボり続けてしまった。。
一か月前から学習開始となると対策はかなりしんどい思いをするかもしれないですが、
焦ってもしょうがないです。
修了考査合格者の私と一緒に勉強計画を考えていきましょう。
※当記事では最低限のタスクのみしか記載しておりません。順調に学習が進んでいる方はこの記事を読んで学習に漏れがないか確認するのにいいかもしれません。
修了考査合格のための学習計画!!
最低限これだけはやっておけYo! 答練編
悠長にテキストから学習している暇はありません。早速、答練からとりかかりましょう。1回転目は全く解けなくてOK。回答の理解に重点をあて、2,3回転目と学習していくうちに論文式試験時代の知識を思い出したり、新しい知識を身につけていきましょう。
税務実務 (合計見積もり学習時間:76時間)
予備校(TAC)の答練4回分を3回転すべし
時間配分:1回転目は12時間、2回転目は4時間、3回転目は3時間で1つの答練を3回転するのに19時間。答練4つほどあるので合計76時間ほど必要。
⇒最優先に取り組むべき科目が税務実務です。一番受験生間で得点差が出やすい科目となります。答練を解いていないと回答が厳しいでしょう。
経営実務(合計見積もり学習時間:27時間)
予備校(TAC)の答練3回分を3回転すべし
時間配分:1回転目は5時間、2回転目は2時間、3回転目は2時間で1つの答練を3回転するのに9時間。答練3つほどあるので合計27時間ほど必要です。
⇒答練自体は難しくなかったと思います。ですが答練を解かないと本試験でも解くのは難しいでしょう。
会計実務(合計見積もり学習時間:76時間)
予備校(TAC)の答練4回分を3回転すべし
時間配分:1回転目は12時間、2回転目は4時間、3回転目は3時間で1つの答練を3回転するのに19時間。答練4つほどあるので合計76時間ほど必要です。
職業倫理(合計見積もり学習時間:6時間)
予備校(TAC)の答練1回分を2回転すべし
時間配分:1回転目は4時間、2回転目は2時間で1つの答練を2回転するのに6時間。
なので、合計6時間ほど必要です。
足切りが怖い科目なので、答練はしっかり復習しましょう。
監査実務(合計見積もり学習時間:21時間)
予備校(TAC)の答練3回分を2回転
時間配分:1回転目は5時間、2回転目は2時間で1つの答練を2回転するのに7時間。答練3つほどあるので合計21時間ほど必要です。
業務で監査を携わっている方であれば答練のみ復習で大丈夫だと思います。
答練を最低限仕上げるために必要な学習時間
上記より、答練を最低限仕上げるだけで、206時間必要という事がわかりました。
監査法人勤めで試験休暇が3週間ある人は、簡単に計算すれば206時間÷21日=9.8時間は学習する必要がありそうですね。
3週間毎日9.8時間学習するって軽く地獄だと思いますが、本当に必要最低限なことはこなせそうです。
合格したければ、試験休暇中の3週間は気合をいれていきましょう。
最低限これだけはやっておけYo! テキスト・授業編
正直、答練を仕上げるだけで地獄ですが、私の経験上、テキストや授業でも確認した方が良いと思う事項を必要最低限あげてみました。
税務実務
法人税に関連するテキストのみ。論文受験生時代の知識を軽く思い出しておきましょう。
法人税の計算は毎年必ず出題される分野なので、やっておいて損はないです。
経営実務
ITに関連するテキストと授業。新しい知識となりますが、難しいことはないため見ておいて損はないです。また必ず出題されますし、テキストもすぐに読み終わります。
会計実務
正直テキストはみている時間はないかもしれません。テキストで学習したところが出題されないと時間の無駄になります。なので会計実務のテキストを読むくらいなら、他の科目のテキストを読みましょう。
職業倫理
テキストをみて、定義の確認をしましょう。最低限足切りを防ぐためです。
監査実務
テキストも授業も見る必要なしです。テキストをすぐに読んだだけで点数アップにつながることは考えづらいだめです。
以上です。
まずは答練をきっちり仕上げましょう。これだけでもかなり大変なのですが。必要最低限の学習事項をあげてみました。
修了考査がんばってください!!