こんにちは、がんじがらめ公認会計士です。
今回の記事は、公認会計士試験 論文式の「経営学」の勉強方法を公開します。
この科目は理論50点と計算50点の100点満点で出題されますが、
普段の経営学の答練の成績は良いのに、本試験でやらかしてしまい偏差値を50切ってしまう人がいたりと、油断すると足元をすくわれてしまう科目であったりもします。(さすがに本試験で油断はしないか。でもなぜか本試験で答練と同じ実力が出せない人いますよね。そんな方に向けての記事)
そこで、論文合格時に経営学の偏差値60を取ったときの勉強方法を公開します。結果60取れましたけど、52を確実に取れるように意識して勉強していました。
特別な勉強方法ではないかもしれませんが
見てってください~
経営学の勉強法
計算はとにかく理解を重視!
経営学の計算は理解を重視して学習することが大切です。
本試験の計算の範囲は財務や租税と比べて狭いものの、出題分野の範囲を理解していないと出題方法を変えられると解けなくなってしまうからです。
とはいうものの、計算テキストをしっかり回し、答練も5回転以上すれば、本試験で平均を下回る可能性は低くなるでしょう。
(逆に他の科目に比べて準備する時間は少なくても仕上げることができる範囲が経営学の計算ですので、本試験前までに時間が足りなかったとならないように十分に時間をとりましょう。)
理論の勉強方法 ここが本試験での勝負の分かれ目
問題となるのが経営学の理論です。
この分野をいい加減に学習していると本試験で痛い目にあいます。
その理由は以下の通りです。
・本試験の理論の問題数自体は、それほど多いわけではないため、用語を答える問題を正確に答えられないと一気に偏差値が下がる。
・また理論の内容を答える問題もいい加減な内容を書くと点数がこないため、偏差値が下がる要因となる。
・そもそも経営学の理論の範囲は計算と異なり、広範囲であり、予備校ごとに予想分野が異なることがあるため、「取れる問題を確実にとる」ように勉強しないと本試験の偏差値は伸びづらくなります。
以上の理由に、本試験で計算はできたのに理論がいまいちで経営学の偏差値が50を切ってしまうひとが周りに結構いました。
したがって、理論は確実に1個づつ範囲を潰していくイメージで学習していきましょう。
具体的には以下の様に私は勉強していました。
・大原の経営学のポケコンの用語をすべて正確に答えられるように何度も復習する。
・ポケコンの用語の定義を正確に答えられるように何度も復習する。
・大原の理論答練を高速回転し、9割とれるほど習熟度をあげる。
・TACの公開模試を入手し、大原では出題していない問題を解いて暗記する。⇒これで少しでも他の予備校生とのギャップを埋めます。解くのはTACのみで十分かとおもいます。(逆にTAC生なら大原の公開模試を入手する、ということになります)
以上です。
理論に対しては本試験の問題数が少ないためA・Bランクの問題の理解度を上げておかないと泣くはめになるので、私は、がっちりやっていました。
その結果ですが、
本試験で偏差値60を取ることができました!
(理論:32 計算:28)
以下の自己紹介記事にて成績を公開しています。
ご参考までに~
経営学の理論は舐めると痛い目に合うので、ポケコンのAとBランクの用語と定義はきっちり押さえよう!(最優先)