監査法人を退職してきた。惰性で生きるのはもう辞めよう。

監査実務・転職
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こんにちは!

みんなは思い通りの人生を歩めていますかい?

いきなりだけど、最近の自分ですが、


がんじがらめで惰性で生きていた毎日を抜け出すために監査法人を辞めてきた!

今思うのは、入社するのも大変だったけど、退職するのも大変だったな。

今回の記事では、なぜ辞めたか、退職で何が大変だったか、など語っていきたいと思います。

(好き勝手に書いています)


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監査法人を退職した理由

  • 6年間働いた結果、監査業務に飽きた。

自分は監査法人を6年間勤めた。

入社したてのジュニアスタッフの頃は、すべての業務が初めてで、辛い思いも何度もしたが、それでもやりがいを感じながら業務をしていた。

心境に変化があったのは、4~5年目のシニアになったあたり。そのころには監査手続を一通り経験しているため、毎日の業務に新たな発見を見つけるのが難しく、業務にワクワクすることもなくただの「作業」をしていた感覚で、その結果、単純に監査に飽きていた。

6年目のころはほぼ毎日、うんざりして作業していたのだ。

ただ、監査は基本的には毎期同じルーティンとして手続をする部分が多いため、飽きてしまうのもしょうがない気もする。クリエイティブな部分が少ないのが実情。

インチャージも務めていたが、それでも監査にやりがいをみつけることは困難だった。

パートナーやマネージャーの中には、「監査は面白い」と言っている方も中にはいたが、自分には全く共感できなかった。本当かよって。



  • 残業時間多すぎ問題

これも辞めたいと思った圧倒的理由の1つ。

とにかく自分の所属しているそれぞれのチームは残業が多いところだった。毎日23時ごろまで働くのは普通だし、土曜日出勤も珍しくない。

ジュニアスタッフのときは残業時間が多くとも業務をたくさん覚えたいという気持ちが強かったため、残業するのは楽しかった。

シニアになると、業務は単なる膨大な「作業」となり、新しい発見もなく成長している実感が自分の中で全く無く、「ただ自分の時間を売っている」という気持ちが自分の頭を支配していた。
そうなると残業の時間がただ辛い時間になっていた。

一方で所属しているチームが異なるだけで、監査の難易度も全く異なるのだが、繁忙期以外は定時で上がったり、繁忙期も遅くとも21時までしか働かない同期も数多くいたりして、かなり不満も溜まっていた。

このように①監査業務に飽きた(成長が見込めない)②残業時間が多くてその時間が辛い のダブルコンボで退職を決意した。

今の環境で3~4年務めたところで、自分の思い描く理想像には全く近づけないと思ってしまったから。

それ以外にも、同期が監査法人を辞めて転職先の話を聞いてなんだか羨ましくなったというのもあるけど、まあこれは大した理由ではないか。


周りの反応

退職を伝えたときの周りの反応は千差万別だった気がする。

パートナーは基本的に監査法人内での異動を提案された。あと今辞めるのは勿体ないとも言って頂いた。そう言ってもらえるのは有難いがどうしてもこれ以上監査を続けるモチベーションは自分にはなかった。

マネージャーやシニアスタッフ、ジュニアスタッフからは羨ましがられていた。

話してみると辞めたい人は多いけど、しがらみが多くて辞められないって人が結構な数いる感じだった。

がんじがらめ公認会計士は本当は自分では無く、辞めたくても辞められない彼らなんだとも思った(笑)


ただ俺から言わせればただの言い訳にも感じた。人生は1度きりだし、自分の心の声に従うべきだよ。

なんつって。


話を戻そう。
既に自分よりも先に辞めていった先輩や同期に伝えたら、みんな決まって「おめでとう!」って祝福された。これはこれで反応に困る。

退職するまで何が大変だったか



退職するのを自分の上司に伝えることがかなり辛かった。

監査法人は事業会社と異なって特定の上司というより、チーム単位で上司が複数人いるわけだから、全員に退職するというのを伝えるのは結構しんどかった。各上司には、今まで育てて頂いた恩があり、なんだかその恩義を裏切るような行為に感じてしまったからだ。

ただ、そういう気持ちはあるものの「これは自分の人生なのだ、進路はすべて自分で決める」という断固たる意志で、退職の意思を伝えた。時期は退職の1か月ちょっと前くらいかな。

また引き継ぎ業務も辛かった。自分がインチャージを務めている会社や他の会社の自分の担当業務を別の人に引き継いだり、クライアントに退職の挨拶回りをしたり。。

退職した今の率直な気持ち

上で愚痴っぽくかいているが、正直監査法人には感謝の気持ちしか無い。

厳しく指導して頂いた上司や先輩方、いつも一緒に競い合っていた同期、一緒に働いた後輩達には本当に感謝している。この6年間は本当にたくさんのことを学ばせて頂いた。
なんだかんだ、監査法人の色んな方々と働けたのは楽しかったし、自分の中での貴重な財産となった。

この自分の退職については、自分の中で納得のいくところまで業務に取り組めたからこのような意思決定をすることになった。

この記事を読んだ方の中で、会社の退職を考えている方がいれば是非自分の中で「納得感を得られるまで業務を全うしたか?この会社でやり残しはないか?今の会社にあと2~3年務めて成長は見込めそうか?」という視点も取り入れてご検討していただきたい。

さて、自分の中で「監査法人編」が終わった。次にやりたい事があるのでそれについてはまた別の記事として書きたいと思う。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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